2021年07月06日
コラム
モノづくり補助金に思うこと
コーディネーター 竹本です。
今回は、補助金について少しお話してみます

コロナになってから、国が支給する補助金の予算額が一桁大きくなりました。よくも悪くもマスコミに取り上げられる機会も植えて、事業者の皆様方への認知度も上がったと思います。それに合わせて、よろず支援拠点への補助金のご相談も増加しています。
ところが、補助金について正確に理解されている事業者様は少ないのでは?と感じています。「○○給付金」と言葉が似ているので無理もないのですが、申請したらもらえると勘違いされている方もいらっしゃっいます。
さて補助金は、そもそも国や県が、皆様の事業を資金面で支援することで、売り上げが拡大することを目的としています。将来、事業者様にしっかり儲けていただいて、しっかりと税金を払ってもらおうということです。
多くの事業者の皆様に、ビジネス成長計画を競っていただく、言ってみればビジネスコンテストです。
申請者である事業者様は、ビジネスコンテストに勝ち抜くためにいかに自分の事業計画が他者に比べて優れたもので、実現可能性が高い計画なのか、具体例を挙げながら申請書を書いていくわけです。つまり皆様から国へのラブレターです
ただ厄介なのは、このラブレター、書く内容、形式から分量まで決まっていることです。書き方のルールは、すべて公募要領に書いてありますが、それをすべて読んで理解できる事業者の方は、ほぼいません。
というわけで、専門家の我々がお手伝いするのですが、ただ何を、どのように実行するのかは、皆さまが考えないといけません。採択されたあと実際に計画を実行するのは経営者の皆様ということになりますから。そこは計画をしっかり考えていただく必要があります
また、補助金は、計画を立てて終わりではありません。計画を立てること(PLAN)、その計画を実行すること(DO)、そしてその結果を数年間にわたって報告すること(Check)が必要になってきます。
結構面倒くさいのです。でも、補助金をきっかけに、自分の事業を分析して計画を立てることは、皆様にとって必ず役立つものと思います。補助金を、もらう、もらわないにかかわらず、皆様が自身の事業を考えるきっかけにするのが良いかと思います。8月17日は、第7次の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の締め切りです。ぜひ挑戦してみてください。
今回は、補助金について少しお話してみます

コロナになってから、国が支給する補助金の予算額が一桁大きくなりました。よくも悪くもマスコミに取り上げられる機会も植えて、事業者の皆様方への認知度も上がったと思います。それに合わせて、よろず支援拠点への補助金のご相談も増加しています。
ところが、補助金について正確に理解されている事業者様は少ないのでは?と感じています。「○○給付金」と言葉が似ているので無理もないのですが、申請したらもらえると勘違いされている方もいらっしゃっいます。
さて補助金は、そもそも国や県が、皆様の事業を資金面で支援することで、売り上げが拡大することを目的としています。将来、事業者様にしっかり儲けていただいて、しっかりと税金を払ってもらおうということです。
多くの事業者の皆様に、ビジネス成長計画を競っていただく、言ってみればビジネスコンテストです。
申請者である事業者様は、ビジネスコンテストに勝ち抜くためにいかに自分の事業計画が他者に比べて優れたもので、実現可能性が高い計画なのか、具体例を挙げながら申請書を書いていくわけです。つまり皆様から国へのラブレターです
ただ厄介なのは、このラブレター、書く内容、形式から分量まで決まっていることです。書き方のルールは、すべて公募要領に書いてありますが、それをすべて読んで理解できる事業者の方は、ほぼいません。
というわけで、専門家の我々がお手伝いするのですが、ただ何を、どのように実行するのかは、皆さまが考えないといけません。採択されたあと実際に計画を実行するのは経営者の皆様ということになりますから。そこは計画をしっかり考えていただく必要があります
また、補助金は、計画を立てて終わりではありません。計画を立てること(PLAN)、その計画を実行すること(DO)、そしてその結果を数年間にわたって報告すること(Check)が必要になってきます。
結構面倒くさいのです。でも、補助金をきっかけに、自分の事業を分析して計画を立てることは、皆様にとって必ず役立つものと思います。補助金を、もらう、もらわないにかかわらず、皆様が自身の事業を考えるきっかけにするのが良いかと思います。8月17日は、第7次の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の締め切りです。ぜひ挑戦してみてください。