2021年04月30日
コラム
新型コロナ感染が問題になる以前に飲食店さんと考えていたこと。
2019年の4月、
新型コロナ感染が問題になる以前に
飲食店さんと考えたことを個人のブログで書いてました。
コロナ禍の中、より大事になってるなと思うので、
ご紹介させてください。

※この写真は今月27日に開催したセミナーの時のものです。
【以下がその時のブログ】
飲食店さんとミーティングをしました。
2時間じっくり話し合いました。
あっという間の2時間でした。
大まかに2つのことについてでした。
① お店の力をアップさせる方法
② 地域とどういうかかわりをしていくか
まず①のほう。
僕は一切お店の味については考えません。
そこはやっぱり料理をつくるひとの領域です。
僕がアドバイスをするとすれば、
「いろんな繁盛店に行って食べてみてください。」
そういうしかないです。
じゃあ何を話し合うかというと、
お客さんは何を喜ぶか、についてです。
これが案外難しい。
ずーーっと厨房にいたり、お店に張り付いてると、
忘れがちになるんです。
どんどんお客さんを自分の都合で処理したくなるんです。
「早く食べて帰ってくんないかなー」
「もっと要領よく注文してくんないかなー」
「おしゃべりがうるさいなー」
「もっと高いの注文しろよ!」
いろいろ。
僕はこの問題に向き合いたいと思ってます。
この思考になるのはしょうがないんです。
どんなサービス業でも一緒です。
サービス業の闇です。
これってなにが原因だと思います?
飲食店は誰でも入ってくることができます。
だからいろんな人が来るんです。
いろんな人です。
店主がやらなきゃいけないことは、
その人を排除することではないんです。
せっかく来たお客さんを案外やっちゃうんです。
その時考えなきゃいけないことは?
その人たちを「仲間」にすることなんです。
仲間接客です。
仲間マーケティングとでもいいましょうか。
マーケティングの言葉の意味ってこうなんです。
営業しなくても売れるようにする方法。
営業の補助ではないんです。
営業しなくていい方法なんです。
営業しなくても売れる。
この方法を一緒に店主さんと考えるんです。
それに重要なのは、
あなたのお店の独自のルールを持つことです。
「ルール」を楽しんでもらうんです。
お客さんは自由気ままに、何かやりたいわけではありません。
お店の「ルール」を楽しみたいんです。
ディズニーランドのルールってなんだ?
大人も子供も夢の国を楽しむことなんです。
がんこ親父のラーメン屋になぜ行列ができるか?
ディズニーランドと一緒なんです。
種類はちがうけど夢の国なんです。
お客さんはがんこ親父のルールを楽しんでるんです。
その時、お客さんからある種仲間になってるんです。
だからみなさんも「ルール」をつくる必要があります。
・ちゃんとドアを自分で閉める。
・焼き鳥は5本一気に頼まなきゃいけない。
・ハンバーグはテーブルに持ってってから1分待つ。
・お酒は三杯まで。
・大きい声で呼ばないとお店の人が見てくれない。
・生ビールはデカ生しかない。
・餃子は必ず2人前頼まなきゃいけない。
とかね。
最初は戸惑います。
なんでこんなルールが?
でもね、2度目はどうでしょう。
連れてった友達に常連ぽく振る舞えるんです。
これエンタメなんです。
一見さんでは分からない何かって結構大事。
目的は仲間を作ることだから。
みなさんのお店にはルールがありますか?
独特な体験がありますか?
不便もルールですよ!
便利もルール。
そこにカルチャーがあればいいんです。
守り抜きたいなにかがあればいいんです。
みんな何か自分の思考を任せたいんです。
考えるの疲れてるときあるでしょ?
脳みそをゆだねたいときあるんです。
「はい、はい」ってね。
それ案外サービス業の大事な役割でもあるんです。
食事を売るんじゃないんです。
その時間、空間を売るんです。
あなたのカルチャーを売るんです。
もうひとつの、地域とどういうかかわりをしていくか
に関しては次の機会に。
新型コロナ感染が問題になる以前に
飲食店さんと考えたことを個人のブログで書いてました。
コロナ禍の中、より大事になってるなと思うので、
ご紹介させてください。

※この写真は今月27日に開催したセミナーの時のものです。
【以下がその時のブログ】
飲食店さんとミーティングをしました。
2時間じっくり話し合いました。
あっという間の2時間でした。
大まかに2つのことについてでした。
① お店の力をアップさせる方法
② 地域とどういうかかわりをしていくか
まず①のほう。
僕は一切お店の味については考えません。
そこはやっぱり料理をつくるひとの領域です。
僕がアドバイスをするとすれば、
「いろんな繁盛店に行って食べてみてください。」
そういうしかないです。
じゃあ何を話し合うかというと、
お客さんは何を喜ぶか、についてです。
これが案外難しい。
ずーーっと厨房にいたり、お店に張り付いてると、
忘れがちになるんです。
どんどんお客さんを自分の都合で処理したくなるんです。
「早く食べて帰ってくんないかなー」
「もっと要領よく注文してくんないかなー」
「おしゃべりがうるさいなー」
「もっと高いの注文しろよ!」
いろいろ。
僕はこの問題に向き合いたいと思ってます。
この思考になるのはしょうがないんです。
どんなサービス業でも一緒です。
サービス業の闇です。
これってなにが原因だと思います?
飲食店は誰でも入ってくることができます。
だからいろんな人が来るんです。
いろんな人です。
店主がやらなきゃいけないことは、
その人を排除することではないんです。
せっかく来たお客さんを案外やっちゃうんです。
その時考えなきゃいけないことは?
その人たちを「仲間」にすることなんです。
仲間接客です。
仲間マーケティングとでもいいましょうか。
マーケティングの言葉の意味ってこうなんです。
営業しなくても売れるようにする方法。
営業の補助ではないんです。
営業しなくていい方法なんです。
営業しなくても売れる。
この方法を一緒に店主さんと考えるんです。
それに重要なのは、
あなたのお店の独自のルールを持つことです。
「ルール」を楽しんでもらうんです。
お客さんは自由気ままに、何かやりたいわけではありません。
お店の「ルール」を楽しみたいんです。
ディズニーランドのルールってなんだ?
大人も子供も夢の国を楽しむことなんです。
がんこ親父のラーメン屋になぜ行列ができるか?
ディズニーランドと一緒なんです。
種類はちがうけど夢の国なんです。
お客さんはがんこ親父のルールを楽しんでるんです。
その時、お客さんからある種仲間になってるんです。
だからみなさんも「ルール」をつくる必要があります。
・ちゃんとドアを自分で閉める。
・焼き鳥は5本一気に頼まなきゃいけない。
・ハンバーグはテーブルに持ってってから1分待つ。
・お酒は三杯まで。
・大きい声で呼ばないとお店の人が見てくれない。
・生ビールはデカ生しかない。
・餃子は必ず2人前頼まなきゃいけない。
とかね。
最初は戸惑います。
なんでこんなルールが?
でもね、2度目はどうでしょう。
連れてった友達に常連ぽく振る舞えるんです。
これエンタメなんです。
一見さんでは分からない何かって結構大事。
目的は仲間を作ることだから。
みなさんのお店にはルールがありますか?
独特な体験がありますか?
不便もルールですよ!
便利もルール。
そこにカルチャーがあればいいんです。
守り抜きたいなにかがあればいいんです。
みんな何か自分の思考を任せたいんです。
考えるの疲れてるときあるでしょ?
脳みそをゆだねたいときあるんです。
「はい、はい」ってね。
それ案外サービス業の大事な役割でもあるんです。
食事を売るんじゃないんです。
その時間、空間を売るんです。
あなたのカルチャーを売るんです。
もうひとつの、地域とどういうかかわりをしていくか
に関しては次の機会に。