2020年01月27日
コラム
アイディアの製品化を製造委託するとき
よろず支援拠点の酒井です。
よろず支援拠点には、アイディアの製品化についてのご相談も入ってきます。
特許申請中だったり、登録済であったり、色んなステージでのご相談です。
この中には、製品化をするために、試作品の製作を製造委託先にお願いしたいという方もいらっしゃいます。
このとき、重要なのが、製品の「仕様書」です。
今日は、”製造委託するときの製品の「仕様書」”のお話です。

金融機関に対して事業計画を検討するときは、製品や事業の「企画」を検討すると思います。
一方、アイディアをモノとして形にするときには、製造委託先に対して「仕様書」があるほうが行き違いが少なくなります。
これは、HPなどを外部に製作依頼するときも同じ。
「仕様書」に製品や依頼内容の“機能”や“規格”を文字にして、委託先に仕事をお願いするわけです。
製品の場合は特に、販売するときに、その仕様書が販売時の製品説明書や取扱説明書のベースになります。
例えば、“連続1000時間稼働“保証を謳う場合、その保証方法や試験内容を製造委託先と検討しなければ、自分勝手に書くことはできないはずです。
製造の委託先に文書で説明できない仕様は、お客様にも説明できません。
もちろん、初めから100点満点の仕様書を作ることができません。はじめは“案”でスタートです。
その“案”を基に、委託先と交渉を重ね、最終的に製品(試作品)の仕様が決定し、製品だけでなく、仕様書自身も完成度の高いものになっていきます。
場合によっては、モノを作る作業と並行してしまいますが、“仕様書”の見直しも並行しておけば、次の試作にも役に立ちます。
みなさん、“仕様書”というと難しいと感じるかもしれません。
しかし100円ショップの製品でも説明書はついています。
100円ショップの製品も、製造委託しているときは、間違いなく“製造仕様書”は存在し、それが企業間の契約書の基本になっています。
100円ショップでも、有名なメーカーでも基本は同じです。
アイディアを“モノ”として形にすることを検討され、製造委託を検討されている事業家さま!
神奈川県よろず支援拠点は、技術視点の支援を含めた総合支援を行っております。
是非、ご活用ください。
よろず支援拠点には、アイディアの製品化についてのご相談も入ってきます。
特許申請中だったり、登録済であったり、色んなステージでのご相談です。
この中には、製品化をするために、試作品の製作を製造委託先にお願いしたいという方もいらっしゃいます。
このとき、重要なのが、製品の「仕様書」です。
今日は、”製造委託するときの製品の「仕様書」”のお話です。

金融機関に対して事業計画を検討するときは、製品や事業の「企画」を検討すると思います。
一方、アイディアをモノとして形にするときには、製造委託先に対して「仕様書」があるほうが行き違いが少なくなります。
これは、HPなどを外部に製作依頼するときも同じ。
「仕様書」に製品や依頼内容の“機能”や“規格”を文字にして、委託先に仕事をお願いするわけです。
製品の場合は特に、販売するときに、その仕様書が販売時の製品説明書や取扱説明書のベースになります。
例えば、“連続1000時間稼働“保証を謳う場合、その保証方法や試験内容を製造委託先と検討しなければ、自分勝手に書くことはできないはずです。
製造の委託先に文書で説明できない仕様は、お客様にも説明できません。
もちろん、初めから100点満点の仕様書を作ることができません。はじめは“案”でスタートです。
その“案”を基に、委託先と交渉を重ね、最終的に製品(試作品)の仕様が決定し、製品だけでなく、仕様書自身も完成度の高いものになっていきます。
場合によっては、モノを作る作業と並行してしまいますが、“仕様書”の見直しも並行しておけば、次の試作にも役に立ちます。
みなさん、“仕様書”というと難しいと感じるかもしれません。
しかし100円ショップの製品でも説明書はついています。
100円ショップの製品も、製造委託しているときは、間違いなく“製造仕様書”は存在し、それが企業間の契約書の基本になっています。
100円ショップでも、有名なメーカーでも基本は同じです。
アイディアを“モノ”として形にすることを検討され、製造委託を検討されている事業家さま!
神奈川県よろず支援拠点は、技術視点の支援を含めた総合支援を行っております。
是非、ご活用ください。