2019年11月18日
コラム
年末年始に向けた資金繰りの準備はされていますか?
コーディネーターの井上です。
もう11月も2/3が終わろうとしていますね。となると、あっという間に12月。
年越しに向け、あるいは2020年に向けた準備を始められている方も多いでしょう。
しかし、実は「年末の資金が…」というご相談が増え始める時期でもあります。
今回はコンパクトにポイントをお伝えしておきましょう。
◆金融機関の年末最終営業日に注意!
通常であれば、金融機関そのものの営業日は12月30日まで。月末の支払い(引落し)は末日が休業日だから1月4日で、30日ギリギリでも実行できれば大丈夫…と油断しがちですね。
しかし、今年は30日が日曜日になるので、土日祝日前にあたる28日が金融機関の最終営業日なのです。
いつもの年のように「普通の会社さんや役所の御用納めの後で間に合う」と油断しないよう、お気を付けください。
◆保証協会の締切は「かなり早め」と心得よ!
金融機関での融資実行はギリギリの営業日でも可能ですが、保証協会を利用する場合は、
①事業者さんが金融機関へ融資を申込
↓
②金融機関が審査して決裁を取った後、保証協会へ保証を依頼
↓
③保証協会が報奨申込を審査し、債務保証を決定する
↓
④保証協会から「保証決定のお知らせ」が届いたら、事業者さんへ融資実行時期の相談を行う
↓
⑤借用書(金銭消費貸借契約書)の記名押印などの手続を経て、融資金が預金口座へ入金される
というプロセスとなります。
問題になるのは、保証協会さんの内部で【年内実行分の審査締切日】が設定されていることです。
この締切日までに金融機関の融資決裁が取れないと、年内に融資が実行できない…ということになってしまいます。
金融機関の担当者に確認して、締切日に間に合うように手続を進めておきましょう。
◆休日相談なども活用しよう!
台風19号関連で資金繰り支援を行うことを、国や地方自治体が表明していることもあって、休日の相談窓口が開設されています。私たち神奈川県よろず支援拠点でも、年内一杯は土日祝日でもご相談をお受けしています。
いきなり金融機関さんへ行くのも良いですが、準備が足りないと無駄な作業や打ち合わせが発生してしまい、貴重な時間がなくなっていきます。
「どうしても平日は時間がなくて…」という皆さま。
是非、土日相談を活用してみてください!
ということで、安心して年を越すにも「段取り八分」で、事前の周到な準備と早めの動き出しが大切です。
何かありましたら、いつでも、遠慮なく、ご相談ください。
もう11月も2/3が終わろうとしていますね。となると、あっという間に12月。
年越しに向け、あるいは2020年に向けた準備を始められている方も多いでしょう。
しかし、実は「年末の資金が…」というご相談が増え始める時期でもあります。
今回はコンパクトにポイントをお伝えしておきましょう。
◆金融機関の年末最終営業日に注意!
通常であれば、金融機関そのものの営業日は12月30日まで。月末の支払い(引落し)は末日が休業日だから1月4日で、30日ギリギリでも実行できれば大丈夫…と油断しがちですね。
しかし、今年は30日が日曜日になるので、土日祝日前にあたる28日が金融機関の最終営業日なのです。
いつもの年のように「普通の会社さんや役所の御用納めの後で間に合う」と油断しないよう、お気を付けください。
◆保証協会の締切は「かなり早め」と心得よ!
金融機関での融資実行はギリギリの営業日でも可能ですが、保証協会を利用する場合は、
①事業者さんが金融機関へ融資を申込
↓
②金融機関が審査して決裁を取った後、保証協会へ保証を依頼
↓
③保証協会が報奨申込を審査し、債務保証を決定する
↓
④保証協会から「保証決定のお知らせ」が届いたら、事業者さんへ融資実行時期の相談を行う
↓
⑤借用書(金銭消費貸借契約書)の記名押印などの手続を経て、融資金が預金口座へ入金される
というプロセスとなります。
問題になるのは、保証協会さんの内部で【年内実行分の審査締切日】が設定されていることです。
この締切日までに金融機関の融資決裁が取れないと、年内に融資が実行できない…ということになってしまいます。
金融機関の担当者に確認して、締切日に間に合うように手続を進めておきましょう。
◆休日相談なども活用しよう!
台風19号関連で資金繰り支援を行うことを、国や地方自治体が表明していることもあって、休日の相談窓口が開設されています。私たち神奈川県よろず支援拠点でも、年内一杯は土日祝日でもご相談をお受けしています。
いきなり金融機関さんへ行くのも良いですが、準備が足りないと無駄な作業や打ち合わせが発生してしまい、貴重な時間がなくなっていきます。
「どうしても平日は時間がなくて…」という皆さま。
是非、土日相談を活用してみてください!
ということで、安心して年を越すにも「段取り八分」で、事前の周到な準備と早めの動き出しが大切です。
何かありましたら、いつでも、遠慮なく、ご相談ください。