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※よろず支援拠点は、売上拡大や経営改善等の経営課題の解決に向けて、⼀歩踏み込んだ専門的な提案を行います。 また、課題解決に向けて相談内容に応じた適切な支援機関の紹介や課題に対応した支援機関の相互連携をコーディネートします。

決算書どこを見ますか?

こんにちは。よろず支援拠点のコーディネーターの小池です。
財務分析を行う際、決算書を見ることが多くありますが。主に、『経営改善を行う際』に決算書のどこを見ているか…というお話をしたいと思います。
決算書どこを見ますか?


もちろん、決算書類の全体に目を通します。
しかしながら、企業の経営改善につながる具体策やアクションプランを検討する際に最も注目するのは、
『製造原価報告書』です。そう↓こういうやつです。
決算書どこを見ますか?



「ちょっと待って何言ってるの?ウチの会社、こんな書類作ってないよ。」
そういう企業さんも多いと思います。
なぜなら、中小企業においては作成義務がない書類だからです。また、『製造原価』報告書というくらいですから、基本的には製造業の方しかこの書類は作っていないケースがほとんどです。

それでも私がこの書類にこだわる理由があります。
最大の理由は、この書類がないと正確な原価が把握できないからです。
中小企業金融から中小企業支援の仕事になり、多くの企業さんを見させていただいてきましたが、私が経営改善の相談をお請けするかなりの数の企業さんが、正確な原価を把握できていないことが分かってきました。具体的に申し上げると、飲食業における食材以外の直接経費、小売業における仕入れ以外の直接経費などは、製造原価報告書では原価として把握するものですが、多くの飲食店・小売店では原価に入れていないケースがほとんどです。
乱暴な言い方をすると、「仕入れた値段が良く分からないまま値決めをして販売をしている」みたいなケースが多くある、ということですね。

私個人的には、『飲食店原価報告書』や『小売店原価報告書』があればいいのになあと思うのですが、そういう書類はないのでこれに相当する情報を整理して実際の原価を把握するというのが実務上の対応となります。

数字が苦手で、どうやったらいいか悩んでいるんだよね…という方、お困りでしたらよろず支援拠点にお声掛けください。
経営改善に着手する前に、正確な現状把握はとても重要です。

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