2019年09月03日
コラム
中小企業が取り組むSDGsとは?
こんにちは、神奈川県よろず支援拠点コーディネーターの林です。
最近、ご相談の中でも、SDGsが話題にのぼることがしばしばあります。
SDGs(エスディージーズ)とは”Sustainable Development Goals”の略称で、
2030年までに持続可能な社会を実現するための目標です。
2015年9月にニューヨーク国連本部で開催された
国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で、
SDGsが掲げられました。
具体的には、17の目標と、さらにその下に169のターゲットが設定されています。

人々の意識の変化と合わせて、ロゴのデザイン性が高いこともあり、
ここ1年ほど、注目度が上がってきている概念です。
余談ですが、私は学生時代、建築・都市計画・都市環境を専門に学んでいて、
都市開発の視点において「持続可能な開発」ということは
すでに15年以上前から課題認識されていることでした。
それがこうして一般社会に浸透してきたということに
非常に感慨深いものがあります。
しかし、このSDGsを中小企業・小規模事業者さんが
自分事としてどう捉えていくかということは
まだまだ答えが出ていない部分も多いかと思います。
私なりに、考えると、
モノがあふれている中では、どんどんモノだけでは差別化しにくくなり、
おそらく、企業の存在価値・発信するストーリーに共感してもらい、
その会社の商品・サービスを買ってもらう流れが進んでいくと思います。
その変化に対応するために、少し余力のある企業さんは、
目先の商売をやりながらも
将来を見据えて、企業の存在価値・発信するストーリーを
明確にしていく活動も並行してできることが望ましいです。
存在価値・企業ストーリーの方向性を考える手段として、
SDGSが提案している目標やターゲットは頭出しするいい切り口と思います。
目標・ターゲットはまさにこれからの社会に必要とされていることだからです。
特に、頭出しには、大阪商工会議所さんが出している、
SDGsの取り組みを診断するチェックリストが活用できるかと思います。
http://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/checksheet.html
これをチェックしていくことで、
気づいていなかったけど、既に行っている取り組みに実は社会性があるに気づくことも多いかと思います。
その現状をベースに、
さらに今後企業としてどこに注力していくかを考えることにも活用できます。
また、同じ大阪商工会議所さんの
「中小企業が取り組む、SDGs(https://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/sme.html)」
にも書かれている通り、今後の目標は1つでもOKです。
むしろ、網羅的にたくさんのことに浅く取り組むよりも
当社はここ!と活動範囲を絞ってやる方が現実的ですし、
企業のメッセージもよりシャープになるかと思います。
ぜひSDGsも主体ごととして活用してみてくださいね。
また、SDGsに興味はあるけど、どう考えていけばという方は
よろずの個別相談もご活用くださいませ。
最近、ご相談の中でも、SDGsが話題にのぼることがしばしばあります。
SDGs(エスディージーズ)とは”Sustainable Development Goals”の略称で、
2030年までに持続可能な社会を実現するための目標です。
2015年9月にニューヨーク国連本部で開催された
国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で、
SDGsが掲げられました。
具体的には、17の目標と、さらにその下に169のターゲットが設定されています。
人々の意識の変化と合わせて、ロゴのデザイン性が高いこともあり、
ここ1年ほど、注目度が上がってきている概念です。
余談ですが、私は学生時代、建築・都市計画・都市環境を専門に学んでいて、
都市開発の視点において「持続可能な開発」ということは
すでに15年以上前から課題認識されていることでした。
それがこうして一般社会に浸透してきたということに
非常に感慨深いものがあります。
しかし、このSDGsを中小企業・小規模事業者さんが
自分事としてどう捉えていくかということは
まだまだ答えが出ていない部分も多いかと思います。
私なりに、考えると、
モノがあふれている中では、どんどんモノだけでは差別化しにくくなり、
おそらく、企業の存在価値・発信するストーリーに共感してもらい、
その会社の商品・サービスを買ってもらう流れが進んでいくと思います。
その変化に対応するために、少し余力のある企業さんは、
目先の商売をやりながらも
将来を見据えて、企業の存在価値・発信するストーリーを
明確にしていく活動も並行してできることが望ましいです。
存在価値・企業ストーリーの方向性を考える手段として、
SDGSが提案している目標やターゲットは頭出しするいい切り口と思います。
目標・ターゲットはまさにこれからの社会に必要とされていることだからです。
特に、頭出しには、大阪商工会議所さんが出している、
SDGsの取り組みを診断するチェックリストが活用できるかと思います。
http://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/checksheet.html
これをチェックしていくことで、
気づいていなかったけど、既に行っている取り組みに実は社会性があるに気づくことも多いかと思います。
その現状をベースに、
さらに今後企業としてどこに注力していくかを考えることにも活用できます。
また、同じ大阪商工会議所さんの
「中小企業が取り組む、SDGs(https://www.osaka.cci.or.jp/sdgs/sme.html)」
にも書かれている通り、今後の目標は1つでもOKです。
むしろ、網羅的にたくさんのことに浅く取り組むよりも
当社はここ!と活動範囲を絞ってやる方が現実的ですし、
企業のメッセージもよりシャープになるかと思います。
ぜひSDGsも主体ごととして活用してみてくださいね。
また、SDGsに興味はあるけど、どう考えていけばという方は
よろずの個別相談もご活用くださいませ。