2019年08月14日
よろずの日常
あなたの事業の原動力は何ですか
こんにちは。お盆の真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
販促担当コーディネーターの野口です。
10年、事業を続けていくうえでなにが大切か、というコラムを
先週、林コーディネーターが書いていたので、
それをきっかけに私も考えてみました。
そこで別の視点からもうひとつ。

-------------------------------------------------
事業を何年も続けていくには、
どんな事業でも やめない限りは
山あり谷あり、の打ち寄せる 波の連続 になります。
売上が少ないうちは「どうしたら売れるか」について。
少し成長してきたら、
資金繰り
スタッフをどう育てるか
チームワークや組織の関係
事業のビジョンや方向性
などなど・・・。
内容は多岐にわたり、しかも「もぐらたたき」のように、
ひとつ収束したと思ったら、次の課題が浮上してきますよね。
そして、お客様の気分、世の中のトレンド、取引先の担当異動などで
いとも簡単に
売上がまた低空飛行なんてことも起こりうるのです…
え〜、重いなあ、と思われるかもしれません。
もちろん、私たちよろず支援は、そんなときのためのご相談場所としていつもこちらに控えています。
ただ、事業主は、なにかあるたびに気持ちがアップしたりダウンしたり、と
相当な振り幅と頻度で「心」が揺さぶられることを経験します。
だから「忍耐力」「精神力」は
もちろん人並み以上に必要なものではありますが(笑)、
じゃあそもそも
忍耐力とか精神力ってなにから生まれるの?
ってことです。
私は、
「あなたはなぜその事業をし続けるのか」
というじぶんなりの原動力を意識しているか、だと思っています。
「社会の役に立ちたい」
「必要としている人がいるから」
「じぶんの腕を試したい」
いろいろ言えることはあると思います。
ですが、中小企業・小規模事業者は、
自営業という名の通り
仕事=生活・家庭=人生と
一体化しています。
だから、と言ってはなんですが、
公に「なぜこの事業をするのか」というミッションやビジョンとともに、
うちに秘めたる原動力があってOKなのではないでしょうか。
先日、10年以上続けてこられたある服飾デザイナーさん
(子供ふたりのひとり親女性)とお話していたとき、
「だれに着てほしい」
「それを着てお客様にどうなってほしいのか」
という、いわゆるいつもの「お客様ターゲット」の質問をしていました。
ですが、彼女は笑いながら公然とこう言い放ったのです。
「そんなことあまり考えてない。それより、子供を育てるため。生きていくためです!」
長く続けていらっしゃる女性経営者さんと話すと、
そんなあからさまな気持ちを聞くことも多いです。
だから、小規模事業はおもしろい。
本当に必要なことは、
「経営者が心を強く持てるように」というご支援なのかもしれません。
販促担当コーディネーターの野口です。
10年、事業を続けていくうえでなにが大切か、というコラムを
先週、林コーディネーターが書いていたので、
それをきっかけに私も考えてみました。
そこで別の視点からもうひとつ。

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事業を何年も続けていくには、
どんな事業でも やめない限りは
山あり谷あり、の打ち寄せる 波の連続 になります。
売上が少ないうちは「どうしたら売れるか」について。
少し成長してきたら、
資金繰り
スタッフをどう育てるか
チームワークや組織の関係
事業のビジョンや方向性
などなど・・・。
内容は多岐にわたり、しかも「もぐらたたき」のように、
ひとつ収束したと思ったら、次の課題が浮上してきますよね。
そして、お客様の気分、世の中のトレンド、取引先の担当異動などで
いとも簡単に
売上がまた低空飛行なんてことも起こりうるのです…
え〜、重いなあ、と思われるかもしれません。
もちろん、私たちよろず支援は、そんなときのためのご相談場所としていつもこちらに控えています。
ただ、事業主は、なにかあるたびに気持ちがアップしたりダウンしたり、と
相当な振り幅と頻度で「心」が揺さぶられることを経験します。
だから「忍耐力」「精神力」は
もちろん人並み以上に必要なものではありますが(笑)、
じゃあそもそも
忍耐力とか精神力ってなにから生まれるの?
ってことです。
私は、
「あなたはなぜその事業をし続けるのか」
というじぶんなりの原動力を意識しているか、だと思っています。
「社会の役に立ちたい」
「必要としている人がいるから」
「じぶんの腕を試したい」
いろいろ言えることはあると思います。
ですが、中小企業・小規模事業者は、
自営業という名の通り
仕事=生活・家庭=人生と
一体化しています。
だから、と言ってはなんですが、
公に「なぜこの事業をするのか」というミッションやビジョンとともに、
うちに秘めたる原動力があってOKなのではないでしょうか。
先日、10年以上続けてこられたある服飾デザイナーさん
(子供ふたりのひとり親女性)とお話していたとき、
「だれに着てほしい」
「それを着てお客様にどうなってほしいのか」
という、いわゆるいつもの「お客様ターゲット」の質問をしていました。
ですが、彼女は笑いながら公然とこう言い放ったのです。
「そんなことあまり考えてない。それより、子供を育てるため。生きていくためです!」
長く続けていらっしゃる女性経営者さんと話すと、
そんなあからさまな気持ちを聞くことも多いです。
だから、小規模事業はおもしろい。
本当に必要なことは、
「経営者が心を強く持てるように」というご支援なのかもしれません。