2020年03月05日
・その他
頑張ろう、日本!!
こんにちは。よろず支援拠点コーディネーターの小池です。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済への影響が強く心配されています。
暦の一周前、12年前の『あの時』、また私たち日本人の心に今も大きく残っているおよそ9年前の『あの時』。
あの二つの事柄の後発生した景気後退期に、私が当時の経営者から学んだことを書いてみたいと思います。
『リーマンショック』と『東日本大震災』。
折しも、国内ではライブドアショックなどにより経済に綻びが生じ、アメリカを中心に世界ではサブプライムローン問題に起因する金融不況が起ころうとしていた時期でした。2007年の年末の日経平均株価は15000円台だったものが、2008年のリーマンショックを挟んだ年末の日経平均は8,859円にまで落ち込み、その後、政権交代、中小企業金融円滑化法の施行という激動の時代でした。
私はこの頃、中小企業金融の第一線で働いており、『事業再生』という仕事を担当する専門職として仕事に取り組んでいました。
あの時代にご苦労をされていた中小企業の経営者の皆さまに寄り添うことを第一に、金融機関の職員として何ができるか、考えに考え抜いた時期でもありました。
今年2月17日、内閣府が発表した2019年10~12月期のGDP成長率は、季節調整後の年率換算で▲6.3%という大きなマイナス成長を示す数値でした。『あの時』以来久方ぶりに見た数値に驚くとともに、その後深刻さを増す新型コロナウイルスの影響を考えると、今後の数値も厳しいものになるであろうことは想像に難くありません。
こういう時にどのような行動をしなくてはならないでしょうか。
『あの時』、
あの厳しい時代の中、その時お手伝いをさせて頂いていた経営者の方は『今しかできないことをする』、とおっしゃり、私が学ばせて頂いたことがいくつかあります。
その中で強く印象に残っていることの一つが、『人材育成』に取り組まれていた企業さんがいらっしゃったことです。
ポリテクセンターやその他の職業訓練校、業界や元請け企業が実施する研修会を通じて、社員さんのレベルアップを図っているという事で、日本の中小企業の底力を感じる想いでした。
この企業さんは今でも操業され、頑張っていらっしゃいます。
今、私たちのような支援機関の人間ができることは。
必要以上に恐れず、まずは経営者の方を勇気づけられる存在でなくてはならないと思います。そして、そういったメンタル面のことだけでなく、具体的な提案を通してサポートをすることが重要と考えています。
例えば国は、雇用調整助成金の要件を緩和し、雇用維持に努力される企業さまのサポートを強化しています。

セーフティネット4号、5号による金融支援も対象を拡大するなどの措置を行っています。また、例年実施している中小企業対策の補助金では、その対象を拡大するなどの検討を行っているようです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/

こういう時、私が尊敬する上司が言われた言葉を思い出します。
『もう』は『まだ』なり。
『もう』ではなく、『まだ』やれる!
頑張ろう、日本!
よろず支援拠点は頑張る経営者さんを応援します。
ご相談はこちら↓まで。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済への影響が強く心配されています。
暦の一周前、12年前の『あの時』、また私たち日本人の心に今も大きく残っているおよそ9年前の『あの時』。
あの二つの事柄の後発生した景気後退期に、私が当時の経営者から学んだことを書いてみたいと思います。
『リーマンショック』と『東日本大震災』。
折しも、国内ではライブドアショックなどにより経済に綻びが生じ、アメリカを中心に世界ではサブプライムローン問題に起因する金融不況が起ころうとしていた時期でした。2007年の年末の日経平均株価は15000円台だったものが、2008年のリーマンショックを挟んだ年末の日経平均は8,859円にまで落ち込み、その後、政権交代、中小企業金融円滑化法の施行という激動の時代でした。
私はこの頃、中小企業金融の第一線で働いており、『事業再生』という仕事を担当する専門職として仕事に取り組んでいました。
あの時代にご苦労をされていた中小企業の経営者の皆さまに寄り添うことを第一に、金融機関の職員として何ができるか、考えに考え抜いた時期でもありました。
今年2月17日、内閣府が発表した2019年10~12月期のGDP成長率は、季節調整後の年率換算で▲6.3%という大きなマイナス成長を示す数値でした。『あの時』以来久方ぶりに見た数値に驚くとともに、その後深刻さを増す新型コロナウイルスの影響を考えると、今後の数値も厳しいものになるであろうことは想像に難くありません。
こういう時にどのような行動をしなくてはならないでしょうか。
『あの時』、
あの厳しい時代の中、その時お手伝いをさせて頂いていた経営者の方は『今しかできないことをする』、とおっしゃり、私が学ばせて頂いたことがいくつかあります。
その中で強く印象に残っていることの一つが、『人材育成』に取り組まれていた企業さんがいらっしゃったことです。
ポリテクセンターやその他の職業訓練校、業界や元請け企業が実施する研修会を通じて、社員さんのレベルアップを図っているという事で、日本の中小企業の底力を感じる想いでした。
この企業さんは今でも操業され、頑張っていらっしゃいます。
今、私たちのような支援機関の人間ができることは。
必要以上に恐れず、まずは経営者の方を勇気づけられる存在でなくてはならないと思います。そして、そういったメンタル面のことだけでなく、具体的な提案を通してサポートをすることが重要と考えています。
例えば国は、雇用調整助成金の要件を緩和し、雇用維持に努力される企業さまのサポートを強化しています。

セーフティネット4号、5号による金融支援も対象を拡大するなどの措置を行っています。また、例年実施している中小企業対策の補助金では、その対象を拡大するなどの検討を行っているようです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/

こういう時、私が尊敬する上司が言われた言葉を思い出します。
『もう』は『まだ』なり。
『もう』ではなく、『まだ』やれる!
頑張ろう、日本!
よろず支援拠点は頑張る経営者さんを応援します。
ご相談はこちら↓まで。
