2019年06月05日
・その他
生産管理と現品管理
コーディネーターの酒井です。
長年メーカーの製造技術なる立場で、原価低減はもちろん、品質やら納期管理やらにも関わっていました。
納期で苦労する中で、システムとかソフトでカッコ良く管理できたらいいな、と思っていました。でも、そんなカッコイイものはない。です。
生産管理の効率化は、事業の内容や規模、そして現況のレベルによって異なります。このため、導入するソフトやシステムも複雑度が異なり、もちろん掛かるお金も異なります。
受注生産と見込生産の混在か、少量多品種か、歩留が安定しているか、重量から個数に生産単位が変わるか、発注と在庫管理が連動しているか、工程リードタイムは一定か、データメンテする人はいるか‥‥などなど。(書ききれない)
考えることは多いですが、金を掛けるまえに、「やっていないこと」で「やるべきこと」を「やり」、少しだけ生産管理を前進させておきましょう。そうすれば、システムを導入したい時にも役に立ちます。

現品に現品票や工程管理票を付けていないなら、まず現品管理をしましょう。
りっぱなソフトをいれても、現品管理は必須です。工程名を順番に書いた管理表を紙に印刷し、現品につけ、工程終了毎に予定と完成日付を書き込みましょう。歩留が安定していなければ良品数量を書きましょう。完成したら在庫管理もそのまま使いましょう。
購買の請求書を外部に管理させているだけなら、せめて自社で発注と支払をエクセル管理しましょう。
発注と支払いの記録の習慣は、生産のリードタイムや在庫管理の効率化だけでなく資金繰り管理に繋がっていきます。
現品票でいえば、記録を付ける手間や、製品毎に工程順などのデータベース(エクセル)が必要なので、取っ掛かりは嫌になるかもしれません。 ですが、紙の管理であっても、リードタイムや納期、歩留、作りすぎ、加工担当者としての責任感などを意識してもらうことにもつながります。
文章じゃわからないなぁ、面倒くさそうだなぁ、と思った方々、是非よろずにお越しください。
貴社に最善の進め方、「やるべきこと」を一緒に検討しましょう。
長年メーカーの製造技術なる立場で、原価低減はもちろん、品質やら納期管理やらにも関わっていました。
納期で苦労する中で、システムとかソフトでカッコ良く管理できたらいいな、と思っていました。でも、そんなカッコイイものはない。です。
生産管理の効率化は、事業の内容や規模、そして現況のレベルによって異なります。このため、導入するソフトやシステムも複雑度が異なり、もちろん掛かるお金も異なります。
受注生産と見込生産の混在か、少量多品種か、歩留が安定しているか、重量から個数に生産単位が変わるか、発注と在庫管理が連動しているか、工程リードタイムは一定か、データメンテする人はいるか‥‥などなど。(書ききれない)
考えることは多いですが、金を掛けるまえに、「やっていないこと」で「やるべきこと」を「やり」、少しだけ生産管理を前進させておきましょう。そうすれば、システムを導入したい時にも役に立ちます。

現品に現品票や工程管理票を付けていないなら、まず現品管理をしましょう。
りっぱなソフトをいれても、現品管理は必須です。工程名を順番に書いた管理表を紙に印刷し、現品につけ、工程終了毎に予定と完成日付を書き込みましょう。歩留が安定していなければ良品数量を書きましょう。完成したら在庫管理もそのまま使いましょう。
購買の請求書を外部に管理させているだけなら、せめて自社で発注と支払をエクセル管理しましょう。
発注と支払いの記録の習慣は、生産のリードタイムや在庫管理の効率化だけでなく資金繰り管理に繋がっていきます。
現品票でいえば、記録を付ける手間や、製品毎に工程順などのデータベース(エクセル)が必要なので、取っ掛かりは嫌になるかもしれません。 ですが、紙の管理であっても、リードタイムや納期、歩留、作りすぎ、加工担当者としての責任感などを意識してもらうことにもつながります。
文章じゃわからないなぁ、面倒くさそうだなぁ、と思った方々、是非よろずにお越しください。
貴社に最善の進め方、「やるべきこと」を一緒に検討しましょう。