今日は、失敗について少しお話しさせていただきます。

仕事の上では、「失敗」があってはならないと言いつつ、現実は失敗＝０にならない、失敗＝０にするにはどうすればよいかと日々悩まれていないでしょうか？

失敗とはどうことでしょうか？　国語辞典では、「物事をやりそこなうこと」と書いてあります。「やりそこなう」とはどういうことでしょうかを調べると「途中で失敗すること」となり、グルグルと回ってしまいます。


勝手に失敗を定義すると、「想定した結果が得られなかったこと」というのはどうでしょうか？行動や動作、言葉を発して、想定される結果が戻ってこなかったときに「失敗した」と感じるのではないでしょうか？
では、失敗＝０にするにはどうするか、想定する結果の間口を広げておけば、「失敗ではない」と言えるのではないでしょうか。

仕事の中では、いろいろなことが起こります。これに対応する時、一つの方法しか考えていないと想定する結果が得られない＝「失敗」になってしまいますが、いろいろな状況を考え、それらに備えておけば、この手がだめでもあの手で対応、ということで、「失敗」を回避できます。

ボーイスカウトの標語に「備えよ常に」というのがあるそうです。不確実な時代で、なにが起こるか判りませんが、不測の事態に対応できるよう、日ごろから準備を怠らないようにしましょう。